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─コンコン





コンパートメントの扉がノックされた


「はい、どうぞ」

「やぁ、久しぶり」

「何処も一杯なんだ。ここいいかな?」


本屋で会った人達だ


このコンパートメントは六人座りなのに私一人しかいない


「どうぞ」


私はど真ん中に座ってたので、窓側に寄って席を開けようとした


「いやいや」

「そこでいいよ」


そう言うと二人は私を挟んで座った


「えっ?えっ?」

「まぁまぁ」

「気にしないでくれよ」


続いてハーマイオニーとジニーが入ってきた


「そう言えば貴女って転校生何でしょう?私、調べたんだけど、転校生って100年ぶりなのよ」

「うん、そうみたいだね」

「ねぇ、何処の寮に行きたい?」

「うーん、グリフィンドールかな。やっぱり」

「本当?ジニーはまだ一年生だけど家族が皆グリフィンドールなの、私もよ」

「そうなの?じゃあ、一緒の寮になった時は宜しくね」


私が笑って言うと、皆固まってしまった


「?…どうしたの?」

「あ、ごめん//」

「何でもないわ//」

「そう?ならいいけど…」

って英語上手だけど、アメリカ人じゃないわよね?」

「どこの出身?」

「日本よ」

「そうなんだ。じゃあ、ここに来る前は日本にいたの?」

「うん」

「日本からだとこっちはいろいろと違うから大変じゃない?」

「う〜ん。そうかもしれない」

「大丈夫!私達がいろいろ教えてあげるわ!」

「ありがとう」







‥‥ん?







…なんか






左右から物凄い視線を感じるんですけど;











「あ、あの〜;」

「ん?」

「何だい?」

「私、何か付いてる?」

「いいや」

「特に何も」

「じゃあ…何?;」

「何って‥」

「何が?」

「何がって;何で私の事ずっと見てるの?」

「ああっ!だから今日は妙に静かだったのね」

「いや、は本当に可愛いなと思ってね」

「自分の本能と戦っているんだよ」

「?本能と?何で戦ってるの?」

「本当はに触れたいんだけど」

「それじゃ後がもたないからせめてホグワーツに着くまでは我慢しようと思ってね」


ハーマイオニー達の方を見ると固まってしまってる


「いいよ?別に我慢しなくても」

「えぇ!?」

「いいのかい!?」


二人はとても嬉しそうに顔を綻ばせた


「はい」


私もつられて笑顔になりながら二人に手を差し出した


「え?‥これは…」

「どういう意味?」

「どういうって‥握手」

「何で握手?」

「しかもこのタイミングで?」


あれ?違うのかな?

だって─


「だって二人は私に触りたいんでしょ?」


二人は大きな溜め息と一緒に肩を落とした


「あはははは!」

ってもしかして天然?」


両隣の二人と違いこちらの二人は爆笑してる


「な、何で笑ってるの?」

「まあ、とにかく!そこは危ないからこっちに!」


私はジニーに腕を引っ張られてハーマイオニーとジニーの間に座った

膝の上にいたスリート怒ってキーキー鳴くと私の肩に止まった

その時、コンパートメントの扉が突然開いたた


「あれ?貴方は…」

「僕の事を覚えているのかい?光栄だな」


扉を開けたのは本屋で会ったプラチナブロンドヘアーの男の子だった


「何の用だ、マルフォイ」


いきなり双子が立ち上がって私と男の子の間に立った


「ウィーズリーに用はない。その子にあるんだ」

「私?」

、彼奴等の事は無視して」

「お前達には関係ないだろ」

「所がどっこい」

「姫様をお守りするのが騎士の役目だ」

「どうして無視するの?いいじゃない。私、廊下で少し話してくる」


私は立ち上がってジニー達に笑って見せた


「ジョージ、フレッド、ちょっと通してくれる?」


私が頼んだら双子は一旦お互いに顔を見会わせると、男の子を睨みながらも通してくれた


「すぐ戻ってくるから」


私はそれだけ言い残すと男の子の腕を引っ張って廊下に出た

肩にはまだスリートが乗っていた


「で、私に用って何?」

「自己紹介をしていなかったからな。僕はドラコ・マルフォイだ。よろしく」

「私は。よろしくね」

「コイツらはクラッブとゴイルだ」

「よろしく」

「あんな奴等と一緒にいるより、僕達のコンパートメントにこないか?」

「う〜ん‥気持は嬉しいけど今回は遠慮しとくね」

「何故?」


何故って‥そりゃあ


「すぐ戻るって言って来ちゃったから‥」

「そうか…じゃあまた今度」

「うん!」


ドラコはおとなしく自分のコンパートメントに戻って行ったので、私も自分のコンパートメントに戻った


「ただいま〜」

!」

「奴に何か変なことされなかったか!?」

「別に?何も」

「そうか」

「良かった」

「僕達のコンパートメントに来ないかって言われたんだけど…」



「「「「えぇっ!?」」」」


「でも、すぐ戻るって言って来ちゃったからって言ったら自分のコンパートメントに帰っちゃった」

「そうか…」

「マルフォイは要注意ね…」

「?どうかした?」


何だか皆グッタリしていた


「安心したら腹が減ったよ」

「ワゴン遅くないか?」


フレッドは立ち上がると扉を開け、少しキョロキョロすると戻ってきた


「変ね。いつもならもう来ててもおかしくないのに」

「それにここは前の方よ?」

「あの〜…」

「ん?」

「私が作ったのでよければ少し持ってきてるけど…食べる?」

「マジ!?」

「食べたい!!」


列車の旅は長くなると思っていたのでお菓子なんかも作って持って来ていた

私はトランクを開けて食べ物を皆の前に出した


「スゲェー…」

「これ自分で作ったの?」

「うん。でも、二人分のお弁当とクッキーとグミくらいなら簡単でしょ?」

「そうかしら?…」

「でも、何で二人分なの?」

「一つはスリートの分なの」


私は小さい方の包みを開けてスリートに食べさせた


「この梟スリートって言うんだ?」

「変わった名前ね、“霙”って」

「白い物って考えた時に一番に思い浮かんだの」

「へぇ〜、そうなんだ」


















私達は他愛もない話をしながら私の作ったお菓子などを食べていった

そしてそれが丁度尽きた頃…



─ガラッ



「車内販売よ、何かいかが?」


ニコニコ顔の魔女が入ってきた


「私買います!」


私はワゴンにあるものは今まで見たこともないお菓子に目を輝かせた


「どれも一つずつ下さいっ!!」

「はい、どうぞ」


私がお金を払い、皆も少し何か買うと魔女は出ていった


「凄〜い!これは何?」

「蛙チョコよ」

「じゃあ、これは?」

「百味ビーンズ」

「凄い、凄い!こんなお菓子見たことないよ!!」

ってひょっとして甘いもの好き?」

「うんっ!甘いもの大好きvV」

「…その割りには細いわよねぇ」

「うらやましい」


ハーマイオニーとジニーが何か言っていたけど、私はお菓子に夢中で聞いていなかった


「…それにしてもロン達はどこにいるるんだろう」

「…この列車に乗ってるよね?」

「さぁ?どうだかな」


ロンって子も本屋で会ったなぁ

確か他にも学生はハリーとパーシーがいたはず


「ロン達って?それにハリーとパーシーは?」

「ロン達ってのがロンとハリーの事だよ」

「パーシーは監督生だから別の車両にいるんじゃない?」

「そぅなんだ〜…」

「まぁ、心配しなくても学校に着けばいつでも会えるって!」

「うん!!」











─ほどなくしてホグワーツ特急は無事ホグズミートに到着した






























「イッチ年生!イッチ年生はこっちに来い!」


小さくて暗いプラットホームでは懐かしい声が聞こえていた


「ハグリッド!」

「おぉ、!元気か?」

「うん!」


それ以上の会話は無理だった

人に流され自分の意思では動けなくなってしまった


!こっち!!」


ハーマイオニーに腕を掴まれてようやく人の中で揉みくちゃにされる事がなくなりホッとした


「あ、ありがとう;」

「大丈夫?」

「なんとか;;」


私はそのままハーマイオニーに連れられて馬車の前まで来た

その馬車を引いているのは普通の馬ではなく、かなり不気味なものだったが、どの生徒も気にする事無く平然としているので私は「魔法界ではこれが常識なんだ」という事に無理矢理納得した


、先に乗って」


私達はそれに4人(私とハーマイオニーとフレッドとジョージ)で乗った

乗り込むと間も無く馬車は動きだし、寒さに震えながら馬車に揺られてホグワーツに着いた時には寒さと疲れで皆少しグッタリとしていた














ハーマイオニー達に続いて自分もホールに行こうとした時、一人の先生に話しかけられた


「Msダンブルドア?」

「はい」

「貴女は転入生なのでこっちです」

「分かりました。また後でね」


私はハーマイオニー達に小さく手を振ってから先生の後についていった



「Ms・・・ダンブルドア?」

































先生に案内されたのはホールの脇の小さな空き部屋だった



その部屋には既に一人の人がいた





その人は───








「お父さんっ!」

「久しぶりじゃの、


抱きついた私をお父さんは優しく受け止めてくれた


「組分けの前に会って置きたくてのぉ」

「私も会いたかった」

はわしがこの学校の校長である事をもう知っておるな?」

「はい」

「そこでには守って貰わねばならん事があるのじゃ」

「?なぁに?」


お父さんは私から少し体を離すと膝をついて目線を会わせた


「この学校ではとわしは遠い親戚という事にしておこう」

「…分かった」


本当はどうしてなのか分からなかったけど、お父さんの真剣な表情から何か理由があるのだと思って素直に頷いた


「それにあたって、は校内ではわしの事を校長あるいはお祖父ちゃんと呼ばねばならん。よいな?」

「うん」


これはさっきの事からこう来るのだろうという事が分かった


「よしよし、それではわしはホールに戻らねばならん。は一年生の組分けの後、わしが皆に少し説明をしてから名前を呼ぶからその時にホールに来て帽子をかぶりなさい」

「はい!」

「では、また後でな」


そう言うとお父さんと先生は出て行ってしまった












暫くするとホールの方から先生が生徒を呼ぶ声、誰かが寮の名前を叫ぶ声、そしてそれに伴った歓声が聞こえて来た



しかしその声は急に静まりかえった

あ、お父さんの説明が始まったのかな?









・ダンブルドア!」



突然お父さんの声がそう言った

私は扉を開けてホールへ行こうとした

あれ?

しかし、開けた扉の前には嬉しそうに微笑むお父さんがいた


、後ろにある帽子を被りなさい」

「はい」


後ろには扉があるはずと思いながら後ろを向くとそこには足の長い椅子とその上に乗った古ぼけた帽子、それに好奇の目で見つめる沢山の生徒達がいた

私は帽子を取り、椅子に座るとその帽子を被った


…思ったより大きい帽子は私の鼻の下まで落ちてきた



「ふむ、君は校長の娘だね?」

「…はい」


言っても良いのか分からず迷ったが素直に頷いた


「そうだな、君ならばどこの寮に入っても上手くやっていけるだろう」

「…」

「う〜む。非常に難しい。どこがいいかな?」

「あ…あの」

「ん?何だね?」

「私、できればグリフィンドールがいい…です…」

「そうか。君がそう思うならそれで間違いないだろう。では…グリフィンドール!!」


帽子は皆に向かって大きく叫ぶとそれの10倍以上の歓声が聞こえた

私は帽子を取って椅子から降りると、一度振り替えってお父さんを見た


「行っておいで。一番端のテーブルだよ」


その時のお父さんの顔が凄く楽しそうで、嬉しそうだったのできっとグリフィンドールで正解なのだと思った


「はい…行ってきます!!」


お父さんに行ってきますと言うのは初めてだった…

























グリフィンドールのテーブルの横を歩いて空いているところを探していると、不意に腕を捕まれた


、ここ空いてるけど座らない?」


そう言ってきたのはハーマイオニーだった

私はそれに従い、ハーマイオニーとジニーの間に座った

正面には双子も座っていた


「…さて、それでは皆が宴に夢中になる前に新しい先生を紹介しようかの…」

「やぁ、皆さん!私が今年から闇の魔術に対する防衛術の教授となるギルデロイ・ロックハートです。まさかこの中に私の事を知らないという人はいませんね?そんな人は勉強にも流行にも乗り遅れてしまいますよ!」


先生は自分で言って自分で笑っていたが、他には誰も笑っていなかった


「彼って本当に素敵よね…」

「えっ?ハーマイオニーまさか…あの先生が好きなの?」

「ち、違うわよ!//好きとかそんなのじゃなくて、ただ素敵だなぁって…////」

「ふ〜ん…」


絶対嘘だって思ったけど、あえて何も言わないでおいた


「それにしてもハリー達はどこにいるのかな?」


先生はまだ話し続けていたが、生徒の半数はヒソヒソと喋り始めていた


「それがさ、ハリーはロンと一緒にロンドンから空飛ぶ車で来たらしいぜ」


ジニーの問いにその隣の男の子が答えた

男の子は私の視線に気付いたのか少し顔を赤くすると自己紹介をした


「おい、シェーマス、それ本当か?」

「あぁ、本当さ。何人かは実際に見たって言ってるぜ」

「そいつはイカすぜ」

「さすがあいつらは規模が違うよ」

「イカすですって!?冗談じゃないわ!あの二人きっと退学になるわよ!」

「まぁ、マグコナガルならいいかねないけど」

「きっと校長がなんとかしてくれるさ」


ハーマイオニーが怒ってさらに何か言おうとした時、やっとロックハート先生の話が終って結局ハーマイオニーは何も言えなかった


「さて、それでは皆も痺が切れてきたじゃろうからそろそろ宴を始めようかの。それ、わっしょい、こらしょい、どっこらしょい!」


お父さんがそう言い終わるといきなり目の前にある空だった金色のお皿に沢山の食べ物が現れた


「すご〜い!」

「おい、これは何だ?」

「さぁ?初めて見たよ」


双子の指しているのは天ぷらとお箸だった


「それは天ぷらだよ」

「てんぷら?何だい、それは?」

「野菜や魚介類に小麦粉の衣をつけて揚げたものなの。日本のものよ」

「へぇ〜」



・・・お父さんだ・・・・・・


きっとお父さんが私の為に用意してくれたんだ




そう思うと凄く嬉しくて私はお箸をもつと天ぷらをお皿に取り分けた

天ぷらはイマイチ衣がカラリとしてなかったけど、他の料理はどれも本当に美味しかった





皆がお腹一杯になってきた頃、お皿には色とりどりのデザートが出てきた



それも空になった頃再びお父さんの声がホールに響いた



「皆良く食べ良く飲んだことじゃし、そろそろお開きにしよう」


するとお皿やテーブルにあったパイのカスなどか消え、金色がピカピカになった


「では、一年生は各寮の監督生の指示にしたがって寮へ行くように」

「グリフィンドールの一年生は僕についてきて!」

、行きましょ。こっちよ」


ハーマイオニーに引っ張られながらグリフィンドールの寮に向かう途中、ハーマイオニーが急に立ち止まった


「ハリー!ロン!貴方達いったい何処に行ってたのよ!?車を飛ばして来たって本当なの!?」

「ああ、そうだよ。頼むからガミガミ言うなよ、今こってり絞られてきたところなんだ」

「貴方達‥そんなの‥退学になるに決まってるわ!!」

「でもならなかった!!だからもういいだろ!?」

?久しぶりだね」


ハーマイオニーとロンの口論が白熱しだした時、ハーマイオニーの後ろにいた私に気付いたハリーが声をかけたので、口論はここで終わった


もグリフィンドールなんだね?良かった」

「うん!これからよろしくね」

「校内だけでもかなり広いし分かりにくいからなんかあったら僕達に聞けよ」

「ありがとう、ロン」

「そうね、授業の前なんか慌てて迷子になりやすいから、暫くは私達と一緒に行動しましょ」

「おねがいします」


こうして私は何処に行くにもこの三人と一緒に行動する事になった



























「ロン!ハリー!!お前等イカすぜ」

「ホントに車で来たのか?」


寮に入るとハリー達は皆に囲まれてしまったので、私はハーマイオニーと自分の寝室を探す事にした


「女子は部屋の人数がぴったりなのよね‥取り合えず私のところをみてみましょ」


そう言ってハーマイオニー達の寝室に入ってみた


「あら?おかしいわね、ベットが増えてないわ」

「じゃあ他の部屋なのかな?」

「多分ね。探してみましょう」

「うん」


全ての部屋を探してみたけど、私の荷物は何処にも無かった







そして女子寮の廊下の一番端まで来た時─


「あれ?部屋が一つ増えてる」

「みてみようよ」

「そうね」


扉を開けてみるとそこにはベットが一つと私の荷物が置いてあった


「あった!私の荷物!」

「じゃあここがの部屋なのよ」

「一人部屋かぁ…」

「じゃ、私自分の荷物を片付けなきゃいけないからまた明日ね」

「うん、おやすみ〜」


ハーマイオニーが出ていった後、部屋を見渡すと一つ、扉があった



なんだろう?



扉を開けてみるとそこはお風呂だった

しかも、木で出来た純和風の



すごい…純和風なのにシャワーがある



部屋に戻ると机の上に羊用紙が一枚置いてあった








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イギリスはシャワーだけだったりバスタブの中で体を洗から、日本人の君にお風呂を用意したよ

気に入ってもらえたかな?

君のお祖父ちゃんより


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「気に入ったよ。ありがとう‥おじいちゃん」


私はものすごく眠かったのでその日はシャワーだけ浴びるとすぐベットに入った


























─翌日











!」


誰だろ〜?

声が聞こえるなぁ


「んぅ〜‥zZ」

「朝よ!起きて!!」

「ん〜?もう朝〜?」


なんか‥朝が早い気がするなぁ〜


「そうよ!だから起きて!」


誰だろ〜?

この綺麗な外人のおねーさんは

あぁ‥そっか‥

ハーマイオニーだ


「分かった〜…ハーマイオニ〜?おはよ〜」

「あぁ、良かった!って寝起きがいいのね」

「そうだね〜」

「って‥寝惚けてるでしょ?」

「そうだね〜」

「はぁ〜。まぁ、いいわ。制服に着替えてね?私は談話室で待ってるから」

「はぁい」


そっか〜

学校かぁ…



私はぼーっとしながらも制服に着替えて談話室に降りていった


、大丈夫?」

「?大丈夫だよ〜?」

「おはよう、

「ハリー、ロン、おはよ〜」


私はにっこり笑って言った


「時差ボケでぼーっとしてるみたいなの」

「なるほど」

「とにかく朝御飯食べに行こうよ」

「そうね」

、行くよ」

「は〜い」


私は差し出された手を握って歩いた


「…完っ全に寝惚けてるよ」

「・・マルフォイが見たら凄い事になるわよ」


ハーマイオニー達がなんか言ってたけど、私は聞いていなかった










歩いて行くうちに私の頭は徐々に覚醒されてきた


「…噂をすれば来たわよ」

!おはよう、良く眠れたかい?君がスリザリンじゃなくて本当に残念…」

「おはよう、ドラコ」


完全に覚醒された頭で挨拶を返したがドラコは固まっていた


「?‥ドラコ?」

「‥ぽ、ポッターっ!!」

「なんだよ、マルフォイ」

「お前はなんでと手を繋いでるんだ!!!!」



え?手?


私は自分の手を見ると確に手を繋いでいた

私と繋いでいる手をたどってみるとそれは…


「は、ハリー?」

「何?

「私達どうして手を繋いでるの?」

「あぁ、が朝寝惚けててこうでもしないとフラフラどっかに行っちゃいそうだったからね」


ハリーはニッコリ笑ってそう言うと私の手を離した


「そうだったの?ありがとう」

「どういたしまして」


気付くとドラコは苦々しい顔をしながらスリザリンのテーブルに座るところだった


「これが今年の時間割りよ」


ハーマイオニーはそれだけ言うとバンパイアとバッチリ船旅を読み始めた

時間割り表によると今日の一時間目はハッフルパフと薬草学のようだ



二時間目の変身学、楽しみだな〜♪



すると一人の男の子がやってきた


「よぉ、俺はリー・ジョーダンよろしく」


そう言って男の子はちょっと強引に私の手をとると上下に大きく振って握手をした


「俺はディーン・トーマス」

「ぼ、僕はネビル・ロングボトム」


リーの後も沢山の人が押し寄せてあいさつをしていった


「エロール!!」


私が揉みくちゃにされているとロンの声が聞こえてきた

集まって来ていた人達はロンのその声を聞くと梟の届ける荷物を受取りに自分の寮のテーブルに戻っていった



気付くとロンは何やら赤い封筒を持っていた


「大変だ!ママからほ、吠えメールが届いた」

「早く開けた方がいいよ」


ネビルが小さな声で言った


「開けないと…もっと酷い事になる」

「吠えメールって?」


ハリーが聞いたが、ロンは赤い封筒に集中していて聞いていなかった


封筒の四隅からは煙が出ていた


「ロン、すぐに終るから早く」


ロンは封筒を手にとるとそっと開封した


次の瞬間何かが爆発したように大きな声が何かを言っていた

天井から埃が振って来るほど大きな声に私は何と言っているのか全く聞き取れなかった





手紙の爆音が収まっても暫くは耳がキーンとしていた




「…ロン、貴方が何を予想してたか知らないけど…」

「当然の報いだって言いたいんだろ!?分かってるよそんな事!!」


静まりかえっていたホールに再び喋り声が聞え始めた頃、二人はそんな事を言っていた




カチャン




ハリーはスプーンを置いた


「ハリー?もう食べないの?」

「うん…なんかお腹が一杯で…」

「そう?」

こそもっと食べなよ」

「私もお腹一杯になっちゃった」


ハリーは何だか落ち込んだ様子だったけど、その理由も分からないしそっとしておこうと思った




と、その時突然目の前でフラッシュがたかれた


「わぁっ!?」

「やぁ、君がハリー・ポッターだよね?僕、コリン・クリービー!」

「や、やぁコリン」

「僕の両親はマグルだから初めて知ったんだけど、魔法界の写真って動くんでしょ?

友達が普通のカメラでもこっちの現像のしかたをすれば動くって教えてくれたんだ!

だから僕、君を撮ってそれを両親に送りたいんだ

それにもしよかったらも…//」

「えっ?私?」


ここで私が出てくるとは思わず、びっくりした


「それに!サインも欲しいんだけど」


コリンが大きな声で話すので、ホールにいる人の半分はこの話を聞いていたし、ドラコ達スリザリンはニヤニヤと笑っていた




「「ちょっと待ったー!!」」



その時突然コリンの前に双子が立ちはだかった


「我等がグリフィンドールのヒーローと」

「ホグワーツの姫君を写真に撮るとは!」

「ちゃんと俺達を通してくれたまえ!」

「え?えぇ?」


二人の登場で騒ぎはさらに大きくなっていた



しかし更にうるさい人物が現れた



「君達、何をしているんだい?」

「これはこれは」

「ロックハート教授」


教授は無理矢理ハリーの肩を抱くとニッコリ笑った


「わかったぞ、またハリー、君だろう?私も一緒に写ろう。さぁ、撮りなさい」


コリンは慌ててカメラを構えると2、3回シャッターを切った


「さて、そろそろ授業が始まるのではないかな?さぁ、行きなさい」


先生はそう言うとさっさと行ってしまった


─しかもハリーの肩を組んだまま



「あ〜あ、ハリーの奴運がないよな。先に行ってようぜ」


私達は薬草学の温室に向かった






























「お〜い!…全く、アイツとんだ勘違い野郎だよ」


ハリーが私達に追い付いたのは1号温室の前だった


「お疲れ様、ハリー」

「皆さん、今日は3号温室ですよ」


スプラウト先生に言われて私達はそのまま3号温室に入った


「3号温室に入るのは初めてだよな」

「そうなの?」

「うん、3号温室は他よりも危険な植物がいるって聞いたよ」

「何をやるのかしら?楽しみだわ!」

















「皆さん、こんにちは」

「こんにちは、スプラウト先生」

「今日はマンドラゴラをやります。マンドラゴラについて知ってる人」


「「はい」」


マンドラゴラなら本で読んだので私は手を挙げた


「どちらもグリフィンドールですね?では、Msにお願いしましょう」

「はい、マンドラゴラとは別名マンドレイクのことで、成長すると人を死にいたらしめる力もありますが、

解毒剤にもな‥ったと思うのですが違いますか?」


周りの皆がシーンとしているので私は不安になったので、最後を疑問系にしてしまった


「い、いいえ。間違ってませんよ、完璧です、グリフィンドールに10点あげましょう」

「ありがとうございます!」


横を見るとハリーもロンもビックリした顔をしていて、理由を聞こうとしたけど、その時先生が話し始めたので、やめておいた














「驚いたなぁ」


授業が終るとロンが言った


「何が?」

「少なくとも同じ学年にハーマイオニーにたちうち出来る人はいないと思ってたよ」

「ふぇ?」

って頭いいんだな」

「そんな事ないよ!さっきのはたまたま本で読んだから…」

「本好きなんだ?」

「うん!」

「いそぎましょ、次は変身学よ」


























今日はいきなり復習テストだった







そして私の番─






「Ms、貴女はできなくてもいいですから、一応チャレンジしてみて下さい」


課題は黄金虫をボタンに変える事だった


「はい…」



ボンっ!



黄金虫はホグワーツの校章が入った銀色のボタンになった


「…これでいいでしょうか?」

「・・も・・・勿論です。満点ですよ、Ms


マグコナガル先生は微笑みながら言って下さった




























「信じられない!」

「こんなのが出来ちゃうんだもんなぁ」

「やっぱ頭いいんじゃん!ハーマイオニー以上だよ!」

「そんな事ないよ」

「君ってホント、最高だよ」

「これからは僕達に勉強をおしえてね」


ロンとハリーが勢い付いて両サイドから肩を組んできた


「////」

?顔が真っ赤だよ?大丈夫?」


ハリーに顔を覗きこまれて余計に顔が熱くなるのを感じた










そうこうしてるうちにホールに到着し、私達は昼食をとった


「次は何だっけ?」

「闇の魔術に対する防衛術よ」


ハーマイオニーはバンパイアとバッチリ船旅を読みながら答えた


「何で闇の魔術に対する防衛術の周りにハートが書いてあるの?」

「なんでもないわ」

「そろそろ行かないと」


コリンが来るのを見てハリーが席を立った


「そうだね、早めに行こうよ」





教室で私達は二人組に分かれた

ハリー達は一番後ろがいいと言って(本当は私も;)、ハーマイオニーは一番前がいいと言ったからだ

私はハーマイオニーと一緒に座った

授業は本っ当に詰らない(って言うかむしろくだらない)ものだった

最初は先生の自分自慢でその次はテスト…しかも先生の事ばかりで勉強には一切関係の無いものが延々と;;























「何だったんだ?今の授業は!?」

「これから一生役に立たない事ばっかりやるんだろうな…」

「そんなことないわよ。彼の自伝を読めばきちんと今後の役に立つ事が書いてあるわ」

「へぇ、僕達今度はバンパイアと戦わなくちゃいけないんだ?」

「そりゃ大変だ!今すぐ本を読まなきゃ」


ハーマイオニーの言葉に二人はからかい半分の事しか言ってなかったけど、私は二人の言う通りだと思った













次の日の一時間目は魔法薬学だった



「うげぇ、一時間目からスネイプだよ」

「スネイプ?」

「魔法薬学の先生よ」

「スリザリン贔屓だし、何かにつけてハリーに意地悪をするんだ」

「あいつは僕を憎んでるんだ」













スネイプ先生は始業のベルと同時に教室に入ってきた


「諸君、今日は復習を兼ねたテストを行う。それでは、始め!」


生徒達は全員一斉に作り始めた



一年生の教科書を読んでおいて良かった〜

これなら作れそう…かな













「作業をやめろ!全員瓶につめて提出するように」


提出された薬で正しい色をしているものは二つしかなかった

終業のベルと同時に授業を終えると先生はさっさと準備室に戻っていった


「はぁ〜、僕の薬、緑色じゃなくて黄色になっちゃったよ」

「僕のは青。でも、クラッブよりましさ。あいつのなんか茶色くなってたぜ」


「やぁ、

「あれ?ドラコ、どうしてここにいるの?」

「どうしてって…さっきの授業一緒だったじゃないか?」

「え?そうだったの?全然気付かなかった」


私のこの言葉にハリー達は笑いを堪え、ドラコはショックを受けていた



と、その時一人のスリザリンの女の子がが話しかけてきた


「Msダンブルドア、話があるの。ちょっといいかしら?」

「え?分かった。ハリー、先に行っててくれる?」

「いや、一人だと迷うかもしれないし、廊下で待ってるよ」

「そうだね;すぐ行くよ」





















ハリーやドラコ達が出ていくと私の周りにはスリザリンの女子全員が集まってきた


「貴女、ドラコとどういう関係?」

「友達だよ」

「唯の友達?」

「?そうだよ」

「本当でしょうねぇ?」

「どうしてそんな事聞くの?」

「私達ドラコが好きなの」

「一年の時からずっとね」

「だから突然現れた貴女なんかにドラコは譲れないのよ!」

「貴女なんか、ドラコに似合わないわ!」

「第一、貴女はグリフィンドールじゃない」

「それにねぇ…」


女の子達はだんだんと私に詰め寄って来た




・・・そう言えば、昔も似たような事があったなぁ

あの時はこの後どうなったんだっけ?…



すると突然その時の映像がフラッシュバックされた
































・・・






「お前なんか学校に来るな!」
「あっち行けよ!」
「キモイんだよ!」







・・・





















あの時の苦しみを思い出すと…頭が痛くて‥立って‥いられない…



「うっ…」





「?ちょ、ちょっと!」


いきなりしゃがみこんだ私に驚いて、回りを囲んでいた子達は喋るのをやめた


!」







あれは…ハリーの‥声…?


そうか…

今の私は…一人じゃない‥よね…?








私の意識はここで途切れてしまった




















































…あれ…



…ここは‥どこだろう…?








私は目をうっすらと開けた

私を覗きこむ三人の男女が見える



これは…アイツ等?

また私をイジメに来たの?

本当に暇な連中だなぁ…







?」

「気が付いたのね!?」

「大丈夫?僕達凄く心配したんだよ」




あれ…?

凄く優しくて本当に私のことを心配してくれてる声だ…

そこにいるのは…誰?


私はしっかりと目を開けて上半身を起こした


「ロン?ハーマイオニー?ハリー?」

、いったい何があったの?」

「あの人達になにかされたの?」

「私、マクコナガル先生に言うわ!!」

「ここは…?」

「保健室だよ」

「私達、が遅いから様子を見ようと思って中を覗いたの」

「そしたら君はスリザリンの女子に囲まれてしゃがみこんでたからハリーがここに運んだんだよ」

「いったい何があったの?」


私はあの時の状況を三人に話した




















「そんな!私、やっぱり先生に言いに行くわ!」

「やめて!あの子達のせいじゃないから!」

「じゃあどうしては気絶したの?」

「それは…」







思い出せない

肝心なところが



私はどうして気絶したんだろう?





それを考えるとまた頭が少し痛くなった


?大丈夫?」

「…思い出せないの」

「何が?」

「私、どうして気絶したんだろぅ…?」



「えっ?」






「…、無理に思い出さなくてもいいよ」




「……うん…」



良かった

思い出さなくていいんだ




そう思うと妙に頭と気分がスッキリとした


「昼食は食べられそう?午後の授業はどうする?」

「もう大丈夫だから午後は出るよ…ありがとう、ハリー」


私がにっこり笑って言うと一瞬キョトンとしたけど、すぐに顔を熱らせながら微笑み返してくれた


「それじゃ行きましょ」

「急がないと昼食を食べ損ねちゃうよ」


私達はマダムポンフリーにお礼を言うと保健室を出てホールで昼食をとった


「やった!次は飛行訓練だよ!は箒に乗った事ある?」

「ううん、ずっとマグルの世界にいたから」

「そっか、じゃあハリーに教えてもらいなよ。ハリーはグリフィンドールのシーカーなんだ」

「シーカー?」

「そうか、はクィディッチを知らないんだ」

「あぁ!クィディッチね!」

「知ってるの?」

「うん、本で読んだよ」

「そろそろ行きましょ。遅刻しちゃうわ」


ハーマイオニーが食べながら読んでいた本をパチンと閉じて言った



なんか…ハーマイオニー機嫌悪いなぁ

ハリーもなんか深刻な顔してるし

どうしたんだろ?




















私達は飛行訓練の授業ために中庭にでた








!」






話しかけてきたのは…









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あいもかわらず分け分かんない文章でスイマセン(汗)
だいぶ前に書いたので自分で読んでて
「なんじゃこりゃぁあ!!」
な文でした・・・
精神が滅多打ちにされて・・もう・・・・再起・・・不能・・・ゴフッ


はい、頑張って続き書きますので
(えぇ、書きますよ。読んでる人がいなくても)
今後もよろしくお願いします

鵺宮 翡翠